ウエディングブーケ(ラウンド、キャスケード、ワイヤブーケ)


◆使用花材

花名 色 数 単価(円) 金額(円)
1 バラ(スイートアヴァランシェ) P 15 \80 \1,200
2 デンファレ(ビッグホワイト) W 4 \65 \260
3 SPカーネーション G 4 \75 \300
4 ブルースター(オキシベンタルム)(ピュアブルー) B 3 \105 \315
5 スマイラックス G 5 \330 \1,650
6 レモンリーフ G 0.5 \460 \230
合計 \3,955

ウエディングブーケ(ラウンド)

◆point
ブーケホルダーを使ったブーケ。
ラウンドのアレンジメントと同じになるように。
吸水スポンジの面積が小さいので、茎は深く刺しすぎないように注意。
実際の現場では花材が堕ちないようブーケ用の接着剤をつけて挿す。


(1) 吸水スポンジの中心から90°(ハンドルとの角度120°)に垂直にFPのバラを12センチの長さで挿す。

(2) ラウンドのアレンジ同様にバラ、カーネーションを挿す

(3) スポンジの表面を隠すようにスマイラックスを挿す
(4) 半ドーム型に180°展開するようにブルースターと残りのカーネーションを挿す。

(5) ソーイングメソード(葉の中央部を縫うようにワイヤーを通し半分の位置で折り返す)でワイヤリングしたレモンリーフの葉を周囲に挿す
(6) ブーケホルダーのハンドルにフローラテープを巻き、リボンをしたから巻き上げて、引きとめにし、ワイヤーで結束した7ループのリボンを持ち手側につける。留めたワイヤーの先は必ず中に仕舞うこと!


ウエディングブーケ(キャスケード)

(1) 下に流れる花材はツイスティングでワイヤーをして吸水スポンジを貫通させ、ブーケホルダーのフレームにフック状にひっかける


(2) 一番下に下がるバラとFPをつなぐようにバラ、デンファレを交互に挿す。
間を埋めるようにスマイラックスを全体に挿す。



ウエディングブーケ(ワイヤリング・ラウンド)

◆point
花冠カットでワイヤリングした花材を使ったブーケ。
実際には切り口にコットンを巻いて水を含ませるが、持ち時間の目安は6-8時間。


(1) バラ、カーネーションはピアスメソッド、ブルースターはスパイラルでワイヤリングし、フローラテープを巻く。

(2) FPのバラを角度120°で持ち、ラウンドブーケ同様に花を加えていく。このときワイヤーを交差させず、まっすぐ並行に、一本ごとに粘着させながら加える。テーピングしたワイヤーをまき止め用として、2,3巻きする。→あと5,6本追加ごとに巻き留める。(MFPでしっかりと強く巻く)
(3) レモンリーフの葉をワイヤーをかくし、反対側が見えないようにするために加える
(4) 約12cmでハンドルをカットし、リボンをしたから巻き上げ、最後にループリボンを留める


完成

memo

  • ウエディングブーケは花嫁のドレスのデザインや身長・体格によって形を選ぶ。(例:キャスケードは身長が高めの場合・・など)。
  • 今のようなスタイルが(白いドレスにしろいブーケ)は、英国エリザベス女王の結婚式がはじまりといわれている。
  • 通常実際に使う花材の倍の量を仕入れる(準備用、本番用、予備など・・)→価格は通常のブーケよりも高くなる。
  • 一般的なのはラウンド、オーバル、キャスケードの3パターン