植物の基礎知識_花き園芸とは&植物の分類
#気合を入れてはじめたわりに、継続がお留守になりがちになっていました。。
記事にできていないネタがどんどん溜まってしまっていて・・。
ということで、これからは毎日必ずその日の内にUPをします!
(過去分については順不同で補充していきます。)
・・と自分に足かせ。。
即時性優先ということで、文体などはやや崩しめでとりあえずあげていくようにします!
それでは。ここから本題・・・。
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■タイトル:植物の基礎知識
■講師:松田 岑夫 先生
■目標:園芸に関わり植物を扱い、ビジネスとしていく上で、植物に共通の基本的な知識を学習し、
その知識を踏まえ個別の植物に対応できる力を養う。
■全8コマ
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花き園芸
- 「花き」とは?
「花卉」というコトバ、通常聞き慣れないですが・・・
花:草木のはな、はなやかなこと。桜、梅、しきみなどを指す。洛陽では牡丹。
卉:くさ、百草、もとは「屮」(草)という字を3つ重ねたさまで、もろもろの草を意味する。
#業界のことを指す場合や硬い感じの表現をするときに使うようです。
「おはな業界」とか「くさばな業界」とかだとなんとなくカッコウがつかないから?
- 「園芸」とは?
園:はたけ、果樹をうえる「その」。垣があるのが「園」、無いのは「苑」。広く、菜または花、薬草を植える場所。
芸:木を植える意味。藝(げい)→人がしゃがんで草を植えているカタチにかたどる。
芸(うん):「芬」から来ている。香りが「芬芬と匂う」の意でにおい草の名。
- 英語では
floriculture:花き園芸
ornamental plants:観葉植物
flora:植物群。←古代ローマの花の女神「Flora」
culture:教養、文化、培養、耕作
植物の名前
- 標準和名
→生物につけられた日本語の標準名。
例:オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヒガンバナ、アジサイ・・
植物の和名は原則としてカタカナ表記。ただし、場合によって園芸品種名は漢字やひらがなも。
地域、時代、業界によってことなる呼び名について、共通認識をとるためにある。
ただし、和名が一般的でない場合
例:「シクラメン」(和名:ブタノマンジュウ)
や、
氏素性(科・属・種)と合っていない場合
例:「オリズルラン」(ユリ科、オリズルラン属)
もある。
名前の分け方いろいろ
- 自然分類
生物の進化の歴史から類縁関係により、系統的に分類する。
植物では下記のように「門」から「品種」までがある。(亜科と連は通常省略)
門−網−目−科−属−種−品種
コスモスの場合
被子植物門−モクレン網−キク科−コスモス属−コスモス(種)−ベルサイユ(品種)
- 学名
国際学会において国際的に決められた命名規則に基づき命名される生物の名称。
→属名+種小名+命名者名(+品種名)からなる。
属名と種小名を連ねてラテン語で表記される(リンネの2命名法)。(命名者は省略される事が多い
学名はイタリック体で属名の頭文字だけ大文字で表記する事になっている。
Cosmos bipinnatus Cav.
Cosmos:属名
bipinnatus:種小名
Cav.:命名者
栽培植物では命名者を記す3命名法がとられる。
Cosmos bipinnatus Cav. 'Versailles'
'Versailles':品種名(クォーテーションマークをつける)