[おでかけ]東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010


立川の昭和記念公園で今年から開催という東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010のレポート。
天気が物凄く良くて、4月なのに夏を思わせる強い日差しでした。


野外会場のガーデニングのショースペースで自分の気になったものをいくつか。

住友林業緑化株式会社「きこりんの森」



さすがの貫禄。完成度も当然ながら高いです。
日本の里山をイメージさせる植物の配置ですが、決してそれらは主役ではなく、「人がくらして心地よい」という前提が明確に設計されています。
人が沢山集まるだけでなく、その場に留まっていたことがそれを証明していたと思います。

有限会社かたくり工房「草々の詩」



飛びぬけて派手な演出や、珍しいことがされているわけではないのですが、ここもやはり、居心地のよさそうな、気持ちのいい空間。


西部造園「和・美の伝承」




こちらもやはり人の「くらし」をきもちのいい塩梅で感じさせられる作品でした。
「ショー」ということで、奇をてらったものや、「庭」なのに家屋とのつながりがみえてこない作品もかなりあったので、このように調和がとれていて、なおかつ技術や演出を見せてくれる作品は好感がもてました。

竹谷仁志さん「身土不二



子供の頃に遊んだ庭を思い出させます。
野原、小川の空気感や土の匂いがとても繊細に再現されていました。


Piece of Mind「Sleeping GARDEN」



こちらは来場者の人気投票で上位入賞をした作品だそうです。
たしかに、こんなお庭でお昼寝がしてみたい!


そのほかの作品や展示の様子です。


・・・お庭にオコタ??



苗や関連用品の物販もされていました。
建物の中では日比谷花壇さんの企画展示やスクール作品の展示も。


お花のどうぶつ園!かわいい!


今回はたまたま招待券をいただくことができて行ったのですが、正規の入場料
当日券 大人(高校生以上) 2,200円 子供(小中学生) 1,000円
これは、もし、幅広い人にリーチをしていこうというのであればちょっと高いかなあという印象です。。

このイベントに限らず、この手の展示会はターゲットや目的がイマイチ不鮮明なことが多くて、せっかくなのに、もったいないなあとおもうことが多いです。ものすごい額のヒトモノカネが動いているはずなので。

チェルシーフラワーショー」の日本版を目指す・・というコンセプトとことで、はじめは色々試行錯誤になるのだと思いますが、来年以降も継続していってほしいですね。