クリスマスのアレンジメント

もともとは宗教的な儀式の「クリスマス」ですが、商業的な意味の一大イベントでもあり、花の業界にとっても重要な商機です。
(・・・とはいえ、母の日のように花が売れまくるわけではなく、実際にはリースやミニツリー、ポインセチア苗が主力商品となります。)


「クリスマス」そのものの成り立ちや意味についてはさておき、まずはツリーやリースなど植物に関わる事柄についておさらいです。


【クリスマスに関わる植物とその由縁】
・樅=横に広がって伸びた枝先が十字架の形に似ていることから。また、広がっていくことで繁栄の意味も。
・柊=十字架にかけられたキリストの冠、棘は受難の象徴とされる。尖った葉の形状から魔よけの意味も。
・常緑樹のグリーン=「聖なる緑の木」。永遠の命を象徴。
・赤い実=実りの象徴。子孫繁栄。


【クリスマスの色の意味】
・赤=キリストの血、愛、寛大
・緑=永遠の命。神の愛
・白=純潔、汚れのないもの。
・ゴールド=希望。富、財産。


【その他のモチーフ】
・ツリーの星、ベル=キリストの生誕を知らせるベツレムの星、その知らせ。

クリスマスのアレンジメント

(1) ホリゾンタルのアレンジ。まずはグリーンを使ってアウトラインを作る


(2) キャンドルやリンゴはワイヤーを取り付ける。



(3) キャンドルを中央に4本挿し、四方見となるよう、バラ、カーネーション、コニファー類をアレンジ


(4) 完成


ラッピングもしてみました。