006_花束(スパイラル・ラウンド)、アレンジ(トライアンギュラー、バーティカル)


◆使用花材◆

花名 色 数 単価(円) 金額(円)
1 グラジオラス(グリーンアイル) G 5 \95 \475
2 トルコキキョウ(リシアンサス キングオブイエロー) クリーム 5 \200 \1,000
3 スプレーカーネーションアメリ) OR 5 \115 \575
4 スプレーマム(フェリー) W 3 \70 \210
5 ブルーレースフラワー(ディデスカス ブルーレース) Bl 3 \90 \270
6 ブプレリューム G 3 \120 \360
7 タマシダ G 10 \18 \180
8 イタリアンルスカス G 2 \75 \150
合計 \3,220

■花束(ラウンド)

(1) トルコキキョウ、SPカーネーション、SPマム、ブルーレースフラワー、ブプレリューム、タマシダを使って、長さ60センチの花束をスパイラルで作成
(2) 結束は麻紐で行う。(輪ゴムでとめるブーケの場合と異なる!)
50−60センチの長さにきった紐の一方を花束を押さえた左手の人差し指と中指で押さえ、手前を通し後ろから右手で取りに行く、ひと巻きごとに締め直し、3−5巻きして方結びで止め、余計な紐を切り取る。
※巻いた紐の幅は1センチ程度以内になるようにする

(3) 完成。きちんとスパイラルができている花束は机の上で自立させることができる!

■アレンジ(トライアンギュラー)

(1) アレンジメント用器にオアシスをセットし、面取りをする。
ナイフの背で中央縦と、奥行き方向に4:1で横の線をつける

(2) [triangular : 三角にする]の名称のように、鋭角な三角形をかたどるアレンジ。
まずは軸とするなるべく真っ直ぐなグラジオラスを(1)で用意した目安の中心に挿し、その後、左右全長が50センチとなるよう左右均等にトルコキキョウを挿す。

次に中央手前に(1)の中心から20センチの長さになるよう挿す。
(3) 中央のライン上に軸から60°くらいの角度でフォーカルポイントとなるトルコキキョウを挿す。
「フォーカルポイント」はアレンジの中心として視線を集めるポイントで、一番状態のいいメインの花材を配置する。

三角形を描くようにグラジオラスを(2)の6,7,8,9の位置に差す。
(4) 空間の開いている部分にカーネーションを挿す。このとき、フォーカルポイントを中心に緩やかな円弧を描くように、また、三角形をかたどるラインからはみ出さないようにする。

(5) オアシスを隠すようにルスカスをさし、ブルーレースフラワー、ブプレリューム、タマシダをアレンジして完成。最後にタマシダでバック処理(後ろ側からオアシスが見えないように)をする。


■アレンジ(バーティカル

(1) vertical:直立、垂直方向をかたどるアレンジ。途中まではトライアンギュラーと同様だが、横方向のボリュームをなくし、縦のラインを強調する。

(2) SPカーネーションは左右非対称とすることで縦方向の動きを出すこともできる。

◆Point

  • 花束を作る時、花材は必ず自分の正面に真っ直ぐに持ち、上から見て丸くできているか確認する。
  • アレンジは軸とフォーカルポイントを正確に配置し、最終的な形態をイメージしながら形成する。
  • アレンジの向きを変えたり、遠くから離れて見たりしてフォルムを確認しながらつくる。
  • オアシスは何度も挿し直したり、挿したものを動かしたりしないようにする(挿す前に位置や角度を確認)。また、挿す位置は集中させないようにする。